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danglingfarpointer's memoization

仕事周りでの気付き、メモ、愚痴などを書いていきます。

Dockerの使い方

Dockerの使い方について調べたことをメモします。

  • 動作環境: Amazon Linux
  • 2016/5/15更新。dockerのバージョンは1.9.1で確認

インストールと起動

# yum install docker
# chkconfig docker on
# service docker start

以降の操作は全てrootで行う。

イメージの取得

Docker Hubからイメージを取得する。

# docker pull centos:6.6

ここではcentosの6.6のイメージを指定している。

イメージは、リポジトリとタグにより指定される。centosリポジトリ名、6.6がタグである。

どのようなリポジトリがあるかは、searchコマンドで検索できる。ただしタグは検索できないようだ。

# docker search <search-keyword>

イメージ一覧の表示

イメージがダウンロードされていることを確認する。

# docker images
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             VIRTUAL SIZE
centos              6.6                 8b44529354f3        2 weeks ago         202.6 MB

コンテナの起動

runコマンドでイメージと何らかのコマンドを指定することで、コンテナが起動する。ここではコマンドとしてbashを起動する。

# docker run -ti centos:6.6 /bin/bash

-tは仮想端末を割り当てるオプション、-iはSTDINを開いたままにするオプションで、シェルのようにインタラクティブに操作する場合はいずれも必須。

コンテナの中で操作

コンテナでhttpdをインストールしてみる。

# docker run -ti centos:6.6 /bin/bash
[root@11dd19074528 /]# yum install -y httpd
[root@11dd19074528 /]# echo 'hello world' > /var/www/html/index.html
[root@11dd19074528 /]# exit

exitすると/bin/bashが死んでコンテナが停止する。しかしコンテナが停止しても、httpdのインストールがなされた状態のままで残る。どのようなコンテナが残っているのかは、docker ps -aコマンドで確認できる。

# docker ps -a
CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND             CREATED              STATUS                     PORTS               NAMES
11dd19074528        centos:6.6          "/bin/bash"         About a minute ago   Exited (0) 5 seconds ago                       condescending_shockley

イメージ化

コンテナをイメージとして保存(commit)することで、後に使いまわせるようになる。ここではcentos:httpd_installedというイメージ名でイメージ化する。

# docker commit -m 'install httpd' <image-id> centos:httpd_installed
# docker images
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             VIRTUAL SIZE
centos              httpd_installed     53c383ebc5dc        15 seconds ago      270.9 MB
centos              6.6                 8b44529354f3        2 weeks ago         202.6 MB

なお、イメージ化してもコンテナは残り続けるので、rmコマンドで明示的にコンテナを削除する。

# docker rm `docker ps -aq`

イメージからhttpdを起動

上で作成したイメージcentos:httpd_installedから、httpdを走らせてみる。

2つの方法がある。1つは、docker runhttpdを指定する方法。

# docker run -d -p 8080:80 centos:httpd_installed /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND

ここでのポイントは以下のとおり。

  • httpdをフォアグラウンドで実行されるように指定
  • -dオプションにより、コンテナをバックグラウンドで起動
  • -pオプションにより、ホストの8080をコンテナの80にフォワード

もう1つは、一度コンテナで/bin/bashを走らせ、httpdをバックグラウンドで起動後、Ctrl-P, Ctrl-Qでコンテナからデタッチする方法。

# docker run -p 8080:80 -ti centos:httpd_installed /bin/bash
[root@9964dde4e945 /]# service httpd start
[root@9964dde4e945 /]#   # detach; Ctrl-P Ctrl-Q
# 

1コンテナ1プロセスが定石とされていることから、1つめのほうが望ましそうだ。参照: http://docs.docker.jp/engine/articles/dockerfile_best-practice.html

どちらの方法でも、ホストからwgetを打てばhttpdが動作していることを確認できる。

# wget http://localhost:8080/index.html

httpdを監視

コンテナの中のhttpdを監視するケースを考える。

1つめの方法の場合(docker runhttpdを直接立ち上げた場合)、docker execを使うことで、コンテナで一時的に/bin/bashを走らすことができる。

# docker exec -it `docker ps -q` /bin/bash
[root@9beb6db80222 /]# /etc/init.d/httpd status # 状態確認
httpd (pid  1) is running... 
[root@9beb6db80222 /]# exit
exit

また、2つめの方法の場合(docker runで一度コンテナに入ったあとにバックグラウンドでhttpd起動)、docker attach <container-id>を使うことで、デタッチしたコンテナに再びアタッチできる。

コンテナの停止

stop/killコマンド。

# docker stop <container-id>

参考) stopとkillの違い: http://elendia.hatenablog.com/entry/2014/09/16/040659

再び起動するときはdocker startコマンド。

# docker start 9beb 

イメージの削除

イメージを削除したい場合は、docker rmiコマンド。

# docker rmi <image id>

スクリプト

Dockerfileにより、イメージ作成をスクリプト化できる。

以下の内容でDockerfileという名前のファイルを置く。

FROM centos:6.6

RUN yum -y install httpd
RUN echo 'Hello world' > /var/www/html/index.html
EXPOSE 80
ENTRYPOINT /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND

Dockerfile作成後、buildコマンドでイメージを作成。

# docker build -t centos:httpd_installed .

-tでイメージ名を指定する。末尾の.は、「Dockerfileを含むディレクトリ」を指定している。

そしてrunでコンテナを起動すると、DockerfileのENTRYPOINTで指定したコマンドが実行される。

# docker run -p 8080:80 -d centos:httpd_installed