MacからRaspberry Piのシリアルコンソールに接続
普段はSSHでRaspberry Piに接続しているが、ものは試しにシリアルコンソールで接続してみた。
まずはUSB-TTLシリアル変換ケーブルを購入。Amazonで320円のものがある。

Raspberry Pi ラズベリーパイ用の USB?TTLシリアルコンソールのUSB変換COMケーブルモジュールのケーブル
- 出版社/メーカー: GAOHOU
- メディア: エレクトロニクス
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次にEl Capitan用のドライバをダウンロードしてインストール。
http://www.prolific.com.tw/US/ShowProduct.aspx?p_id=229&pcid=41
そして以下の写真のようにRaspberry PiのGPIOのピンに接続。(ただしこれはRaspberry Pi 1 Model Bの場合の接続であることに注意)
- 黒ケーブルを6番ポート(アース)
- 白ケーブルを8番ポート(TXD; 送信信号)
- 緑ケーブルを10番ポート(RXD; 受信信号)
- 赤ケーブルは接続しない
接続後、Mac側でscreenコマンドでコンソールを立ち上げる。
screen /dev/tty.usbserial 115200
最後の引数はシリアル通信の転送速度を表す。ここではRaspberry Piの既定値である115200に合わせている。
Raspberry Piの電源を入れると、カーネル起動時の出力の後、めでたくログインプロンプトが出現。
screenからデタッチする時はCtrl-a d
。
その後再びアタッチする時は、screen -ls
でセッション名を確認後、-r
オプションでセッション名を指定して起動する。
screen -r <ID>